注文住宅のブログ:土地探しまでの流れ!後悔しないための3つのポイント!

家の模型と設計図

結婚したり、子どもが生まれたり、人生の節目として、自らの家を得たいと思いますよね。
家づくりにも、きっとそれぞれのご家庭にとって、いいタイミングがあります。

でも、ぼんやりしていると、そのタイミングや家づくりを通した出会いを逃してしまいます。子どもの成長は早く、あっという間に高校生になったり、就職したり、なんてことになります。家づくりの機を逃さず、さらに人生で最大の買い物になるので、後悔もしない家づくりをしたいですよね。

特に、注文住宅を考えていて、なにからはじめたらいいんだろうって思っている方、ちょっと一歩が踏み出せない方、まずはどんなことから始めればいいか、どんなことが待ち受けているのか、そんな方に読んでほしい、土地探しまでブログの記事になります。

さらっと読んで、すぐ一歩を踏み出しましょう。

1 建て売り住宅より、注文住宅のほうが喜びが大きい!

「近い将来、家づくりを考えているけれど、どうしていっていいかわからない」、「注文住宅は面倒で大変そうだから、建て売り住宅(またはマンション)にしようかと迷っている。」そして後悔したくないという思いで、経験してきた人たちのブログを読んでいる方もいると思います。

そこでちょっとわたしが感じた、建て売り住宅(またはマンション)と比べた注文住宅のメリットやデメリットについて書いてみます。

メリット

  • 「創る」喜びがある。
  • 家族の好みや状況に応じた家をつくることができる。
  • 作り上げるプロセスで家族のつながりが強くなる。
  • 予算のメリハリがつけられる。
  • 工事の過程を確認できる。

デメリット

  • 時間と労力がかかる。
  • 様々なことを決めなければならない。
  • 決めるまでのプロセスで、対立や妥協を迫られることがある。
  • 中古住宅やマンションのほうが、土地の条件(交通の便がいいなど)がよく、お買い得なことがある。

このメリットを見て、メリットがぐっと迫ってくるように感じる方は、もう絶対注文住宅です。(逆に言えば、デメリットが気になってしょうがないって言う人は、注文住宅はやめたほうがいいのかもしれませんね。)

移り変わる家族の状況を考えれば、その時々の状況、例えば、老年になって、子どもも独立し、車も運転しないような状況を考えれば、その時々に合わせたマンションに移り住むというのも大きな選択肢になると思います。

しかし、わたしの場合は、最初から建て売り住宅は考えられませんでした。
人生で最大の買い物なので、それを納得のいくものにしたったし、ものを創るということがとっても好きだったので、その最高の機会になると思ったからです。

それぞれの実家にも話をしていかなければならないし、夫婦間ですら、意見が合わないことも考えられることでしたけれど、何より「創る喜び」が勝っていました。
そして、結果として、することはたくさんありましたけれど、ほとんど苦しむこともなく、大きな喜びのなかで家を完成することができました。

2 「土地探し」の前から、住宅情報を集めよう。

家を建てようと思ってから、様々な情報を集めました。最初は、数冊の住宅雑誌と本、新築住宅を紹介するテレビ放送などでした。
その他には、

  • 住宅の大まかな構造の特徴の資料
  • 不動産屋さんのWEB情報
  • 住宅展示場の見学と業者さんとの出会い
  • 不動産屋さんの紹介

こうしたなかで、別の記事でも書きますが、木軸工法がいいかなぁといった思いを持ちました。

住宅展示場はとても参考になりました。やはり実物を見ることができ、専門家に話を聞けることが大きかったです。見にいくと、アンケートや住所や名前など連絡先を書きます。なにも決まってないときでも(アンケートに予算などかけなくても)OKですし、あとあと、連絡はありましたが、状況を伝えるとしつこいようなこともなかったので、住宅展示場に行くのは、ぜひおすすめです。

そこで、複数の業者さんと並行して連絡を取り合うことにしました。まだ、土地すらも決めてなく、工法も決定してなかったので、他の業者さんとも話を同時にしていると断って、同時並行で連絡をさせてもらうことにしたのです。(業者さんによっては、金額の提示があるところもありました。)

あちらも、なれている様子で、どこも気持ちよくそのような形をとってもらえました。
そして、そうしながらの土地探しでとても助けられたのでした。

3 「まず土地探し」の前に、信頼できる相談相手(工務店)を見つける。

家を建てるときには、多くの人の力を借りることになります。
土地を探すことから始める方は、まずは、実家とのお話を進めていくことになると思いますし。家族でも話し合っていくことが必要になります。
そのポイントは次のようになるでしょう。

  • 全体の予算のシミュレーションと全体の予算から土地にかける予算
  • 家族の通勤・通学の便(時間や通勤にかかる費用)、また、進学や老年になったときのこと。
  • 土地の特性や地域とのつながり

新築での土地探しというと、街の中心部から離れてしまうなど、なかなか条件に合うところは少なくなってくると思います。
わたしたちの家をつくるにあたっては、すでに子どもも中学生、小学生になっていたこともあって、なんとなくではありますが、次のように考えていました。

  • 同じ中学校に通い続けられるように、中学校区が同じである地域で見つけたい。
  • 山の斜面になってもよいが、できれば窪地のようなところより張り出しているような明るい土地がいい。

土地探しは、現地を見ることの積み重ねです。

不動産屋さんには千三(せんみつ)という言葉があります。「相談を受けた千のうち3件ぐらいしか成約しない」という意味があるそうで、つまり不動産屋さんにお願いするときは、なにしろたくさん見せてもらうことを遠慮しないで見せてもらって、決めるといいということです。(わたしのうちの隣人は、遠方も含めて80箇所も見て回って決めたそうです。)

わたしたちの場合は、もうここに決めようかと、思ったところがあったのです。そこで、斜面にあるその土地を、相談していた工務店に相談したら、数人で見に来てくれて、道路からしたの鬱蒼(うっそう)としたその土地に降りて、見てくれたのです。

思いのほか、道からの落差が大きいこと、もし建てるとしたら、こんな工法になる、などなどいろいろに話してもらい、さらに、別の知人からの助言もあって、わたしのなかでは決まりかけていたその土地をやめにしました。いま思うとその判断はとてもよかったと思います。

複数の工務店やハウスメーカーの人と連絡を取りながら土地をきめることで、その土地にどう建てることができるのかも、わかってきますし、その人達の人柄や誠実さなども伝わって、とてもいい結果になったと思います。

土地探しは、(まだ決めてしまわなくても)工務店さんといっしょにという形がとてもいいと思います。

まとめ

住宅購入は、人生最大の買い物です。だからこそ、注文住宅でわくわく楽しさを味わえる機会にしたいものです。

住宅施工業者を決めるまでの流れで、後悔しないようにするためには、次のポイントを考えるといいでしょう。

  1. 家族での意見も対立点が出るかもしれないけれど、それでつながりも深まる。家づくりは、業者さんとの人のつながりでできるものでもある。苦労もあとの喜びをより大きくしてくれる。
  2. 情報は、雑誌、本、WEB、資料請求、住宅展示場、不動産屋さんなど、広く並行して集めるといい。
  3. 土地探し、大まかな方針を持ちつつ、多くの物件を見て回る。決めてしまう前に、建築業者さんに見てもらうと有用なアドバイスをもらえる。

家づくりのプロセス自体が、家族づくりにもなります。時間の余裕を見ながら、根気よく、イメージを作りながら、楽しんでいきましょう。

このブログで、「よし注文住宅、ここから始めよう」って思っていただけたらうれしいです。

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